2014-01-01から1年間の記事一覧

自律訓練法に挑む②

自律訓練法を2年間続けてみた。結論から言えば、改善された症状もあり、改善されない症状もあった。◆改善した症状対人緊張の緩和 ・他人と話をする際の笑顔の引きつり、こわばりが無くなった。(リラックスしており愉快に話ができる感じ) ・集会などの人ごみ…

自律訓練法に挑む①

認知療法により、疲れない考え方を身に付けた上で薬を徐々に減らしていった。I先生にも診察の度、日常生活の中でどういう気付きを得てどう考えるようになったか報告もし、歪んだ思考があればより良い考え方を教えてもらった。神経症症状は相変わらず出ていた…

自分の中に哲学をもて!

哲学が神経症克服にどのような効果があるのか甚だ疑問なのだが、自分のような対人関係で困惑し自分の容姿に一喜一憂している人間にとっては、どうでもよい情報に振り回されない、要は情報の善し悪しを判別できる内面が重要だということだ。 それには物事の根…

見た目が気になって仕方がない

まず指摘を受けたことは、僕が見た目を異常なほど気にしていることに対してだった。「四六時中、鏡ばかりみているなんて君は女性のようだね」 「君だけでなく、最近は化粧する男性もいるそうだ」「昔はそんな男はいなかった、時代背景があると思うが、ビジュ…

認知の歪み

I先生の指導により、飲み過ぎている薬を少しづつ減らしていく決心がついた。 そして神経症を克服すべく認知療法がスタートした。 まず自分が朝からどのような症状に振り回され、その時どう感じ、思考をしてるか書き出した。----------------…

ある心療内科医との出会い

小さな町の病院でこれまでの心療内科医とは何かが違うI先生と出会うことになる。かなり高齢だが明るく朗らかで、筋の通ったことをズバリと言うその先生は、過去に診察してもらった事務的対応しかしない医師ではなく、医師としての信念を持った方だった。自分…

症状が良くならず数々の心療内科を狂い回る

大学生活も終盤にさしかかり就職活動を始めたが、神経症をかかえまま社会人になることはとても不安だった。そして、向精神薬で乗り切るっていくしかないと考えていた。この時とにかく症状を抑える為、向精神薬を飲むことしか選択肢を考えられず、まさに薬物…

不眠症の発症そして薬漬けの日々へ突入 !

自分の心身に異常が現れ始めたのは大学受験前の夏でした。毎晩夜更かしをして勉強していたからなのか、受験のプレッシャーからなのか徐々に寝付きが悪くなっていったのです。眠りが浅いので、げっそりとした様子で高校に行き、勉強もろくに出来なくなりまし…

人生捨てたもんじゃない!!「神経症」克服までの道のり

はじめまして、パラレルたぬきです。自分を苦しめた神経症そしてその克服までの道のりを多くの方に知って頂こうと、ブログをやってみようと思いました。大学時代に発症し、追い詰められ自殺未遂までしたパラレルたぬきがどのような経緯で完治まで至ったか、…