神経症を遂に克服!! ドリームアート研究所「神経症プログラム」の事。

 精神安定剤睡眠薬の量も再び増えてきた、薬を飲めば一時的には状態は良くなるが、それに伴いだるさ、集中力の急落、口の渇きなどの副作用に見舞われる、病状は一向に快方には向かわず、その場しのぎの対処療法で誤魔化すしかない。

 

 もうこんな状態を繰り返してきて十数年もの長い年月が経つ、さすがに嫌気がさした自分は、根本的な治療をしたいと思い、ドリームアート研究所の岩波先生の神経症プログラムを受講する決意をした。

 料金は少し高額だが、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、「もうどうにでもなれ!」という気持ちでドリームアート研究所に勢いで電話をかけた。

 

 1回目はつながらず、2回目で電話がつながり、岩波先生が対応してくれた。人間の心の造詣に深く、まさにその道のプロフェッショナルとしての強烈な自信を岩波先生の声から感じ取ることができた。

 先生もこっちのつらい心境と神経症を治したいという気持ちと覚悟を察知してくれたようで、2か月先だが予約を取ることができた。(とにかく受講者が殺到しているらしく、なかなか予約を取ることが難しいらしい、なので先生はある程度の気持ちを持った人を優先して予約を入れてくれる) 

 

 初回は大阪事務所で受講した、直前に先生に電話をかけ、事務所の場所を案内してもらった、噂通り小柄だったが、ロックな風貌で年齢を感じさせないほどパワフルな先生だった。

 とにかくこれまで会ってきた精神科や心療内科の白衣をまとった医者とはあらゆる面において異なっていた。

 

 受講一回目で感じたその違いを自分の体験と照らし合わせて、簡単にまとめておきたいと思う。

 

■世間一般で言われるところの心療内科あるいは精神科の医師

 

(治療方法)

薬物療法、ただしいつまで飲み続ければ良いか明確な回答がなく、治療法といえるのか甚だ疑問。

カウセリングなど。

一歩進んだ医師は自律訓練法などを指導してくれる。

 

(日常生活へのアドバイス)

生活習慣を正し、趣味などを持ちストレス解消をして疲れを溜めてはだめ。

また運動をするように勧められる。休むことに罪悪感を持ってはダメなど。

教科書的なアドバイスだ。

 

(精神面へのアプローチ)

患者の話をよく聞いてくれる、聞いてもらうだけでも患者は安心するらしい。

こうすべき、ああすべきとはほとんど言われない、とにかく話を聞いてくれる。

それだけでも患者は安心できる。

患者のメンタルは表面上は安心するが、一時的なものでまたどうしようもない不安にさいなまれる。

 

■岩波先生の場合

 (治療方法)

治療のレベルではなく魔法と言いたい。

トランス呼吸法、ルーツ分析、変性意識誘導技術など

呼吸法については、マイルドなものから強烈なものまで状況に応じていろいろある。

薬は一切使わない、薬を既に飲んでいる人は徐々に減らしていって最終的に薬を断つことができる。

 

(日常生活へのアドバイス)

日常生活のくくりでは収まらず人生における生き様、哲学を教えてくれる。

この岩波流、生き様、哲学がかなり斬新でこれまでの自分の考え方、視野がいかに狭かったか思い知らされる。

 

(精神面へのアプローチ)

こちらの話も当然のことながら聞いてくれるが、それ以上に先生からの「俺こうやってやってきた!」という話を沢山してくれる。

機関銃のようにいろいろ話してくれて、自分はほとんど聞いていだけだった(笑)(汗)

ただし中身のない話では決してなく、人生の真理を鋭く突いた聞き入ってしまう内容でとても為になるし面白かった。

しかも、もっとすごいことは、その話が机上の空論で、ただ頭の表面をなぞるだけではなく、心の奥の奥、潜在意識のとてつもなく深いところで心底わかるようにしてくれるとてつもないアプローチ方法、技術をもっているのだ。その技術力がすさまじいと思えるのは、実際に先生の変性意識誘導技術を体験してみないとわからない。

 

 以上のように他の精神科医やカウンセラーとは何もかもが違っていて、ただただ度胆を抜かれことばかりで、大げさな言い方になるかもしれないが、真っ暗な自分の人生に感動と希望をくれたのが岩波先生だった。

 

 おかげ様で完全に神経症と薬とは無縁の生活を送ることが出来るようになり、うつ病、神経症などは世界でも難病の類に分類されているものの、薬物療法以外にも治る方法もあり、治る事もあるんだということを身をもって体験することができたのだ。

 

 

次回に続く